更に、私を抱きしめる腕に、高輪マネージャーが力を入れる。
身体も心も締め付けられる。
「―…てる、自分が……いるって」
「聞こえない」
「高輪マネージャーに惹かれている自分がいるって……だから、辛いって言ったんです―…!」
高輪マネージャーの煽る様な言葉に乗せられて、自分の想いを叫ぶ。
二度目の告白。
しかも、今度は職場で―…
こんな事を言わせて、一体、私をどうしたいの?
「今日の……ここでのことは……誰にもしゃべりません……だから、」
だから、
「私が言った事は―…忘れてください」
職場に、住んでる場所―…
接点が多すぎる私と高輪マネージャー。
この気持ちは忘れてもらうことが、きっと、一番いい、って、そう思うから。

