私の気持ちを揺さぶるような事ばかりされて、平常心でいろっていうほうが無理……
「もう、何……なんですか?人には愛の無い行為は虚しさが残るだけとか何とか―…って、説教じみたことを言ってたくせに……自分は平気でそういうコトするんですね……」
震える声。
どんどん言葉となって溢れていく、高輪マネージャーへの苛立ち。
「ちょっとからかって遊ぶ相手は、そういう関係に慣れてる私なら手頃ってことじゃないですか……!」
そう叫ぶと、涙までこぼれてきてしまう。
館内なのに……
休憩時間が終われば、またフロントに戻らないといけないのに、泣いちゃうなんて……
また、高輪マネージャーの事で泣かされるなんて、
酷い。
こんな不器用な私に業務外の事を持ってくるなんて、上司のくせに酷いよ―…

