素肌に蜜とジョウネツ


「じゃあ、二人はこの文面に書かれている事には覚えがないと言う事でいいかな?」

「もちろんですよ~ここでしか働いてません」

「瀬名さんも?」

「は、い……」

「わかった。取り敢えず、この件は他のフロント従業員にも確認するまで僕で留めておくから君達も不用意に口外しないように」


それから神崎マネージャーは、


「ごめんね、急に。では、引き続き業務をお願いします」


と私達を業務に戻して、帰って行く。

フロントに戻ると、


「あんなFAXまで送って来るとか、暇なヘンタイさんですよねぇ~」


美山ちゃんは暢気に呆れていたけど、私はやっぱり気が気じゃない。

高輪マネージャーの話が出たと思ったら、コレ……

って―…

そうだ。

美山ちゃんが言いかけた事って何だったんだろう。

FAXの件も気になるけど、その話も気になってしまう。