せっかく自分から凌一にサヨナラをして、新たな一歩を踏み出したんだから、あまり色々とマイナスに考えて凹んでないで、もっと楽しい気持ちになろう!
鏡を覗き込みながら、そう意気込む。
今日は、ダラダラの関係にケジメをつけたお祝いとして、飲んで飲んで飲みまくろう……!
バイトは面倒だけど、こんな口実がなかったら、きっと私は部屋で引きこもってウダウダ考えてしまう。
お店で飲んで、その後は久しぶりにトトちゃんのとこにいって飲もうかな。
無性にアルコールの力をかりて、ぱーっとテンションを盛り上げたい気分。
「よし。今夜は飲むぞ!」
と、今度はそんな決意を一人呟き。
そして―…
「ジュリで~す!よろしくお願いしまぁす!」
副業のお店にて、ロングドレスを纏い接客する私は何時にも増してテンション高い。

