“男、連れ込んだだろ?”
高輪マネージャーの言葉に昨夜の出来事が素早く脳裏を駆けていく。
嘘……っ、
見られてた??
凌一が帰ったのは、そんなに遅い時間じゃなかったのに―…
「な、んで―…そんな事……っ」
「首筋にキスマーク」
「えっ……!!」
何時の間に―…!?
慌てて首筋を押さえてしまう。
けれども、そんな私を見て高輪マネージャーの口から出た言葉は、
「嘘。冗談なんだけど」
なんて言葉。
「じょ、冗談って……」
「いやー、昨日は俺、帰宅時間が遅かったからさ、それをイイコトにお隣の可愛い部下が男でも連れ込んでたんじゃなかと思って言ってみたんだけど―…あれ?まさかの図星?」
「~…っ」
ニコリ、と、
私の反応を見て爽やかに―…いや、内心、愉しんでいるかの様に高輪マネージャーが微笑む。

