そんな言葉に、
「ありがとうございます……」
と言葉を返すけれども、気持ちは複雑。
だって純白のドレスは今の自分には全然似合ってないってわかるから……
このドレスが似合うのに、年齢なんて関係ない。
若くても、何歳でも、
何よりきっと大好きな男性が隣りにいて、幸せに満たされているってことが大事なんだと思う―…
「あの……もう着替えても大丈夫ですか?」
「ええ。突然のオファーでごめんなさいね。助かったわ。お疲れ様」
「お疲れ様でした……」
そう挨拶をして、控え室へと向かう。
何だか気分が重い。
俯きながら、廊下を歩く私。
と、
「何処の美人モデルを雇ったのかと思ったよ」
「っ」
いきなり耳に入ってきた聞き覚えのある低い声。

