やっぱり今日はツイてない日なのかなぁ、なんて思って、また溜め息。
そして、
「いいじゃないですか~ウェディングドレス~」
「そうだけど、こんないきなり花嫁モデルだなんて……」
「無言電話の相手よりもいいじゃないですか~」
「あっ、その件、神崎マネージャーに報告してないし!」
「他のフロントの人に伝えてもらうように言っておきますよ~」
と、美山ちゃんと会話をした後、
花嫁モデル用の控え室に行き、メイクや着替えをされながら、
「これが模擬挙式の流れです。瀬名さんは最初、新婦父役の―…」
模擬挙式の打ち合わせをバタバタと。
そんなこんなで、
模擬挙式開始の時間になり―…
某有名モデルがデザインしたという、新作の純白のウェディングドレスに身を包んだ私は、
新婦父役の経理部(年輩)男性とバージンロードを歩く。

