「……」
返す言葉が直ぐに出てこない代わりに、
この男、
薄々思ってはいたけど、さっきの発言といい……失礼俺様二重人格男の上に変態か―…
そう、心の中で思う私。
それにしても、ニコリと微笑む姿はとっても素敵なのに、変態発言がその素敵さを台無しにしてくれてる……
そんな事を思っていると、
「おい、ぼけっとしてないで、そこの机の上に出した絆創膏と包帯を取れ」
と、高輪マネージャーのご命令再び。
「……どうぞ」
と、手渡すと、お次は、
「それ、邪魔だから脱げ」
という、何だか刺激的なご命令。
「え……?」
「君は破れたままのそれをはいたままでいる気なの?」
高輪マネージャーが指すのは、膝っこぞう剥き出しで破けてしまっているストッキング。

