「だったら騒ぐな。万が一、誰かに見られた際に君が暴れていると、こっちも変な目で見られるだろ」
「だったら、直ぐに降ろして―…」
降ろして下さいっ!
と、言い終わらないうちに、
「いい加減黙れ。君の副業を上に伝えるぞ」
「っ」
そう、高輪マネージャーが言葉を被せる。
何でこんな時まで、そんな弱みに付け込むのかなぁ……この男は!
こんなヒトが肩書きを持っているだなんて、ダメでしょ!
そんな風に心の中で叫んでしまう。
そして、
「最初に会ったときから思ってましたけど、本当に性格悪いですね……」
素直に出てきてしまう本音。

