部屋を出て歩き、職員専用の階段まで来たところで、一歩一歩ゆっくりと降りながら、
「はぁぁ~っ……何だかすっごく羨ましい~…」
と、溜め息混じりにポツリ。
と、次の瞬間、
「何がそんなに羨ましいわけ?」
いきなり背後から聞こえた声に、
「っ……!」
反射的に驚いて、
「きゃ……っ」
思わず、階段を踏み外してバタバタッと数段おっこちてしまうという失態。
「い、いったぁ……」
おっこちた拍子に膝をついてしまい、その部分がなかなか痛い……
っていうか絶対擦りむいてる、と痛がっていると、
「おい、大丈夫か―…?」
私の隣りに座り込み、今度はそう声をかけてきた人物―…
「た、高輪マネ―…」
そう、紛れも無く、高輪マネージャー……

