ラウンジでワインを受け取り、客室へと向かう。
学生時代にホテルラウンジでバイトの経験があるから、一応、ワインやシャンパンの開栓は出来る。
持ち込みのワインがなかなかお高いワインだったので、どんな金持ちのオジサマだろうか~…
なんて、思っていたけど、
「失礼致します」
と、部屋に入ると、
「……」
部屋の中にいたお客様は私と同じ歳くらいの、黒髪の美男子さんだった。
勿論、
そんな美男子が高級ワインを持ち込みして、部屋でひとり呑むわけでもなく、
「わ……先輩、ワイン用意してくれてたんですか……」
黒髪の美男子さんにお似合いの可愛らしい女子とご一緒。

