―――… 話し終えた天王子は、ふぅ、と息を吐いて天井を仰いだ。 「…って。何で俺こんな話、お前にしてんだろ…」 「……うん」 いや“うん”ってなんだ。 心の中ですかさずツッコむ。 天王子の過去をはじめて聞いて、胸がいっぱいで言葉がでなかった、とはいえ… ダメだ。何か言いたい、言わなくちゃ。 必死に頭をフル回転させていると 「でも」 天王子がふと真面目な顔になって私を見る。 「なんかお前に聞いて欲しくなった」