…な、なんと横暴な。
「意味わかんないし」
「うるせぇ」
あんたは私の彼氏か?
「いいからスマホ返して!」
別に見られてやましいことがあるワケじゃなくても、自分のスマホが他人の手にあるのは居心地が悪い。
ん!と右手を突き出すと、
「…チッ。しゃーねぇな、返してやるよ」
ものすごく不本意そうに返された。
なぜか舌打ちまでされた。
チッはこっちのセリフ(?)だ!!!
「…そーいやお前、こないだの合コン…」
やっとスマホが返ってきて胸を撫で下ろす私に天王子が何か言いかけた、その時だった。
ピカッと部屋が光った。そして、
ゴロゴロッ…ドンッガッシャァァンッ!!!
「きゃっ…!!」
すぐ近くで聞こえた大きな音に思わずしゃがみ込む。
今絶対どっかに落ちた…よね!?
「…お前、何やってんだよ」
天王子の怪訝そうな声。
…や、やばい、思いっきり怖がってんの見られた…!



