―――そうして合コン当日がやってきた。
私は一番端の席で、その隣がみのり、そしてその隣から順に、みのりの中学時代の友達である華ちゃん、桃香ちゃん、美澄ちゃん。
「なかなかいいでしょ~?」
いつもオシャレだけど、いつもに増してメイクに気合いの入ったみのりがコソッと私に耳打ちをした。
「元気系の華、おっとりほんわか系の桃香、知的美人系の美澄!」
…なるほど。タイプ別っていうのはこういうことか。
ちなみに男子メンバーは、主催者の水川、そして水川の友達だという、さわやか系の旭陽くん、優しそうな笑顔の春馬くん、頭が良さそうなメガネ男子樹くん。
なぜか、水川と旭陽くんの間の席が、ひとつ空いてるけど…
「…ねぇ、ひとり遅刻なの?」
正面の席に座る水川に小声で聞くと、
「うーん、そろそろ来ると思うんだけどなぁ~」
のんびりお店の時計を見てそう答えた。
「ま、いっか♪先に始め…」
「おまたせ」
よく通る爽やかな声。
水川の背後から爽やかな笑顔と白いシャツで現れたのは
「……て、天のう「うそ!!プリンスッ…!!!?」
隣に座っていたみのりが、勢いよく席から立ち上がった。



