「じゃあな姫愛」

「うんばいばい」

今日の態度は何かおかしかった俺がきた瞬間

靴箱を勢いよくしてるし上靴は無いし違和感を感じ

てさっき歩いてきた道をUターンする。

姫愛の靴箱を開けてみると俺が想像するよりも

はるかに超えた靴箱だった。

「嘘だろ…」

昔から俺に心配かけたく無いと無理して言わない

みたいだけど俺は気づいてる。今日のことはきちん

と姫愛の親御さんに言っとかないとね

写真を撮ってクラスに戻る。

姫愛は可愛いからその分嫉妬する女子も増えない

ゆるっとしたミルクティー色の髪の毛と肌も透明感

ある肌で世の中の男を魅了する可愛さだった

身長は高くはなくてむしろ小ちゃい小柄な割には

胸はあるしって俺キモいな…

つまり俺は姫愛が好きってこと。姫愛が望むなら

なんでもしてあげるしなんでも買ってあげる

つまり姫愛は俺の中でのプリンセスなんだ。

だから、姫愛に近づく男も許さないし話すことも

許さない。

友達もいない姫愛だから俺がいつもそばにいて

あげてるんだ。この空間は絶対邪魔させない

俺と姫愛だけの世界なんだ