心の声

その他

かなと321/著
心の声
作品番号
1552725
最終更新
2019/12/30
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0

いつからだろうか


母の言葉が重荷になったのは


母『いい?よく聞いて?』

『なぁに?』

母『幸歩はね?もっと周りのことも考えないとダメよ?』

『どーしてぇ?』

母『幸歩は、ママみたいに1人で平気な子じゃないでしょ?』

『へーきだもん!ゆきは1人でもへーきだよ?』

母『幸歩、強がらなくてもいいの。

幸歩はね?今の”自分中心”の性格だとお友達が出来なくなっちゃうの。分かる?』

『うん…』

母『だからね?あなたは人の事を考えられる優しい人間になりなさい?』

『優しい人間?』

母『そうよ?相手の事をちゃんと考えて、困ってる人がいたら助けるの。

相手のことを考えられる人になりなさい?』

『うん…分かったよ!ゆき…優しい人になるね!』

母『お利口ね^^それでこそママの娘よ^^』




そう幼い頃に母に言われた言葉

何年も昔の遠い記憶




?『幸歩~!大好き~!!!』ギュッ

幸歩『私も大好き~!!』ギュッ



今となっては当たり前の会話


でも本当の私は………


いつも独りだった。

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