「ねぇねぇ向こう側にいる男の子ちょーかっこいい!」

「それな!なんで共学にしなかったんだろう」

はぁー隣にいた女の子たちも大河に夢中

私の方が小さい頃を知ってるし

大河の好きなものと嫌いなものを知ってるから

だったらデートプランだって大河の好きな

ことしかしないのになんで大河は私に振り向いて

くれないの

「ゆず、教室行こっか」

泣きそうな私に空気を読んでくれた麻美

本当に麻美はいい親友だな。