私はソファに座り、動くことが出来なかった。 ただただ、お腹に手を当てそっと上から下に撫でる。 その繰り返し。 …どうしよう、どうしよう。 押し寄せる不安で嗚咽が漏れる。 カタカタと震える手を止めることはできなくて、ただひたすらに龍太さんが帰ってきてくれるのを待つしかなかった。 それから龍太さんが帰ってきたのは電話をかけて2時間後の事だった。