「みんな…ありがとう」

私のために泣いてくれて、悲しんでくれて、支えてくれて。

私も花ちゃんも顔面の化粧が崩れ、鼻水が垂れているのも気にせずに泣きまくった。

女として終わってるとか関係ない。

悲しい時は泣いていいんだ、周りには支えてくれる仲間がいるんだから。

一通り話終わり、気がつけば庵治さんが夕飯を作ってくれていた。

「これでも食べて落ち着け」

そこには美味しそうな料理が並んでいた。

…ワッツ?

これはなんの料理だい?