だいすきなあなた


「あなたそれがどういうことか分かって言ってるの?」

強く見入るように私に視線を向ける北口という太陽園の責任者。

「はい」

断言してみるものの、どうしていいか分からずに目を泳がせる。

すると、

「夏帆さん…あなた年はおいくつ?」

「…今年18になります」

「高校生じゃない」

「はい」

到底私には鈴音を引き取るなんて出来ないとでも言いたげに、

「金銭的にキツいんじゃないかしら?」

遠回しに無理だと言ってくる。