「夏帆っち、色々大丈夫?」

一瞬ドキリとした。

「…大丈夫ですよ」

中を見透かされた気がしたから。

「ならいいんだけど〜」

いつもの茶目っ気たっぷりの先輩に戻ると、一気にイチゴミルクを飲み干した。

この人、将来糖尿病で死ぬんじゃない?

そんなことを思わずにはいられなかった。