「ちょっと!なんで隠すんですか!」

「鼻息荒ぇわ、なんかブスだから」

酷くない?

私、ブスって自覚してるし。ちなみに言うと、手足なんてドラ○もんと一緒なくらい短いし。

だ、け、ど!!!!!!


「お願いです!もう一度見せてください!!」


ガバッと頭を下げる。

どうしてももう一度美少女を拝みたいんだ。


運転席と助手席から冷ややかな目で見られているなんて知る由もなかった。