仕事を始めた月から稼いだお金は100万を優に超えた。
そして得たものの代償として金銭感覚、感情、人への信頼を失った。
そんな状況でもホストクラブに通い続けた。
ヘルプの人とも仲良くなり、仕事の鬱憤を晴らすためだけに通い続けた。
彼のために、自分が価値のある女なんだって示すためにシャンパンタワーだって、飾りボトルだって入れた。シャンパンでさえもう何本入れたかわからないくらい。ラスソンだって何回隣で歌ってもらっただろう。
ホストクラブを出た瞬間に必ず訪れる焦り。
でもそれは彼と体を重ねてる間は忘れることができた。その時から私はあなたのことを好きになっていたのかもしれないね。

