そして、私は3年生になり最後の学校生活。



菜月「ねぇ、本当に大学行かないの?」

茉美「うん」

拓海「……んー、ほら聖も言ってやれよ」

聖「別にいいんじゃん?行きたいやつが
行けばいいだけで、大学なんて義務教育でも
なんでもないじゃん」

茉美「そーだよ」

菜月「えぇ、行こーよー」

茉美「私にはあんた達が行く所は
レベルが高すぎて無理」

拓海「何言って……すっげぇ勉強して
成績上がったじゃん」




そう、私は赤ちゃんの事があってから
勉強に逃げて時間があれば勉強だった。
こんなの最低だけど勉強に集中することで
少しだけ心が楽になった。
それから聖達も心配するほど勉強三昧だった。