山の頂上に着き、木々が開け、星がよく見える所に行った。 そこは、さっきまで降っていた雪が止み、 満天の星空だった。 すぐそこに星があるように見え、 もうすぐ星が落ちてくるのという錯覚に落ちそうだ。 いや、それは錯覚ではなかった。 本当に、一等星級の輝きが頭上に落ちてきた。頭に衝撃が走った瞬間、意識を手放した。