はる

「なんで気付いてるのかって顔だな」

「はい」

「言っとくけど、ダダ漏れだったからな」

え？まじ？


＊


「先輩！どう思いますか！？」

「お、おう」

「近所の高校生が居るんですけど、

その子が、俺が疲れてるのを見計らって、

適当に相槌をいていた俺に、

告白してきて、でも俺はその時適当に相槌してたので、

頷いてしまったんですよー！」