狼と、素直になれない子羊

ーー2時間目、数学の授業にてーー
ののside

朝の零央君、なんだったんだろう…
というか、零央君とか言ってるけど一応先輩だったわ!ヤバいっ、怒られちゃう…

どうしよう…朝みたいなことになったらっ!

「~っ、~の!ののっ!」

『はっ、はい!』

「ぼーっとしてた罰、この問題解け!」

『げっ、結構ムズい』

「つべこべ言ってないで、さっさと解くんだ!」

『はーい』

実はのの、数学が意外と得意なんです!!

『できました!』

「さすがのの!やっぱり正解か!ついでに、放課後保健室まで書類運ぶ仕事をさずけよう!」

『せんせー!ひどい!』

クラスメイト「「笑笑」」

えっ、保健室?!零央君がいたら///

って、なんでこんなこと考えてるんだろ…

朝からおかしい…頭の中が零央君でいっぱいっ///




※この気持ちに気づくのはだいぶあとの話。