アオハル

また3年間4人で登校できるのは嬉しいな

毎日が楽しみ

翔がスマホで時間を確認した

「おいおいおい、やばいぞ。電車間に合わない…あと10分でくるぞ」

「走らないと、間に合わない!?」

ひかりは翔に聞いた

「そうだ。みんな、走るぞ」

翔はダッシュしたそれに続いてひかると理人が走った

「ちょ、ちょっと…待ってよ。ねぇ、ねえったらー」



「待ってる暇なんてねぇよ、急げノロマ」



理人は後ろを振り向きはぁーとため息をついた

「ったく、仕方ないな」

「えっ、なにするのよ」

理人は美月の手を引っ張った

「走るぞ」

「う、うん」

2人は猛ダッシュで駅へ向かった

先に着いたひかると翔は電車に乗っていた

「2人とも早くー!!」

「急げ、急げ」

ドアがしまろうとしたギリギリになんとか乗った

「セーフ」

美月はゼェゼェと息切れをしていた

「世話が焼けるやつだ」