アオハル


こうして私は中学を卒業した
高校も4人で一緒に過ごせるなんて
高校も楽しくなりそう

春休みが明けて高校の入学式当日となった


「美月ー、美月ー…みつき!起きなさい」

はっと目が覚めた

「今何時!?」

7時!?

やば、支度しないと

階段を降りて

ードタバタドタバタ

ガチャ

「美月、やっも起きたのね。早く支度しなさいよ」

「うん」


「お、美月おはよ!」

「おはよ。ん、これ誰の声…」

後ろを振り返ると

「り、理人!?なんでいんの」

「はー?なにいってんだよ。昨日家に迎えに行くって言っただろ」

いや、聞いた覚えないんですけど…

「美月髪の毛ボサボサだぞ」

ビクッ…

「もう勝手に家に来ないでよ」

「は?いいよっていったじゃん」

「とりあえず、あっちいってよね!」