アオハル

カメラで撮った写真を見た

「よく撮れてる」

とボソリと言い微笑んだ

「圭にぃ何笑ってるの?私にも見せて」
美月はのぞきこんだ

「ふつーじゃん」

「あんなに小さかったのに成長したなーって思ってさ」


「そうかな?」

「圭にぃいつまでここにいるの?」

理人は聞いた

「ん、美月から何も聞いてないのか?」

「え、なにが?なんの事だよ。おい、美月」
理人は美月の顔をみた

「え、あっ言うの忘れてた。てへっ」
美月は舌を出した

「なんだ言ってなかったのか。俺も、新しく南高校で教員として行くんだよ」

「えーー!?」
3人は驚いた


「け、圭にぃがせ、先生…ぶっ」
理人は頑張って笑いをこらえた

「圭にぃと毎日会えるんだ…嬉しぃ…」
ひかりは嬉しさのあまりにやけがとまらなかった