仁野「お前が何でナノの事を
待ってたのかは知らないけど
会いたいなら1分1秒の時間も
無駄にせず会えよ。
つまらねぇ事で悩んで電車1本見逃して
お前は何がしたいんだよ?」
あーあ、仁野に言い負かされたな。
でも、正論だから仕方ないか。
妃乃「ナノに会いたいんだよ。」
あっそ。って言った仁野は
腕時計を確認するとスマホを取り出し
どこかへ電話をかける。
仁野「行くぞ。」
妃乃「え?どこに?」
仁野「家に帰るんだよ。」
改札を出ると、いかにも柄の悪そうな人達が
バイクの音と共に駅前に集結していた。
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