妃乃「私は...ナノ...が...好き。」
仁野「は?」
妃乃「私はナノが大事なの!
でも...!!キノもニノも大事なの!
欲張っちゃダメなの?」
涙を流しながら問いかけた私を見て
仁野は鼻で笑った。
仁野「男は1番にこだわるんだよ。」
妃乃「1番?」
仁野「自分だけを愛してくれる
特別な存在にこだわる生き物なんだ。」
仁野のその答えを聞いた時
仁野は喜野の気持ちを
知ってるんだって知った。
私よりも喜野と長い時間を過ごす
仁野が知らない訳がなかった。
ましてや、それが双子の弟なら。
そうゆう話もしてるのかもしれない。



