妃乃「ニノって動物に懐かれるよね。」

仁野「勝手に着いてくんなよ。」

妃乃「知ってる?動物って
優しい人にしか懐かないんだよ。」

仁野の足元に擦り寄る猫を
抱き抱えるとミャーと鳴いた。

妃乃「この子にも分かっちゃうんだね。
ニノの優しい所が。」

仁野「...お前さ、そうゆう事言うなよ。」

私はただ、仁野の事を褒めただけなのに
何故か、仁野は怒っていた。

仁野「本当、お前って無自覚だよな。」

妃乃「無自覚?」