授業が終わり、トイレへ行くと
そこには水瀬さんがいた。
こうして水瀬さんと2人きりになるのは
ここくらいだ。
あれから、私たちのそばには
キノがいるようになったから
2人で会話をしたのは久しぶりだった。
妃乃「いい感じだね。キノと。
今週も遊びに行くんでしょ?」
香夜「香坂さんに1つ
確かめておきたい事があるんだけど
聞いてもいい?」
妃乃「何?」
香夜「香坂さんはキノくんの事を
どう思ってるの?本当にただの
幼馴染だって思ってるの?」
妃乃「思ってるよ。
水瀬さんに遠慮してとかじゃなくて
オムツはめてた頃から一緒にいる
キノの事を今更、それ以上の目で
見れないよ。」



