那野「ヒノ?どうしたんだよ?
どこ行く気?」
ああ、もう本当...死にたい。
恥ずかしいしバカすぎるし
私、何やってるんだろう。
那野にも恥かかせて...私のバカ。
色んな感情が入り交じりすぎて
目から涙が溢れ出す。
泣くな、バカ。私のバカ。
空き教室の扉をあけた那野が
腕を強く引くと私は
那野の体にすっぽりと収まった。
那野「泣いてんのか?」
妃乃「コンタクトがズレただけ。」
那野「ヒノの視力は1.5だ。
コンタクトなんてしてないだろ?」
妃乃「ホコリが目に入ったの!」
那野「ふぅん。で?」
妃乃「で?って何?」



