新堂三兄弟のお姫様


仁野「ナノに振られたらお前は地元を
離れて別の高校に通ってただろ?
でも、見事お前はナノのハートを
射止め、晴れて恋人同士になったから
わざわざそっちの学校蹴って
俺もこの学校に来たんだよ。」

妃乃「何でニノがわざわざ
そんな事する必要があったの?」

仁野「ナノと何かあった時、俺以外の
誰がアドバイスしてやれるんだよ。
キノは当てにならねぇ。
あいつは自分の事でいっぱいいっぱいだから
見てるようで何にも見てない。
ナノは劣等感の塊だから、どうせ
自分なんて...とか卑屈な事ばかり考えて
素直になれない。お前も言ってただろ?
お前を助けられるのは俺しかいないって。」

その通りだった。罵倒したり
態度が悪かったりはするけど
仁野はいつも大切な事を教えてくれた。