大切だけど、でも...恋人として
好きなのは那野以外考えられない。
妃乃「ごめん、ニノ。
今から、私はニノを傷付ける。
だから、先に謝っておくね。
私は、ニノじゃダメなんだよ。
いなくなるのは嫌だけど
...1番好きなのは...やっぱりナノなんだ。
ナノ以外いないんだ。」
仁野は私の腕を離すと
突然大きな声を張り上げた。
仁野「いい加減気付けよ!!」
妃乃「...え?ニノ、どうしたの?」
仁野「本気にするな。アホが。
俺がお前を好きな訳ねぇだろ。」
妃乃「全部、嘘だったの?」
仁野「さあな。でも、俺の気持ちなんて
お前には関係ねぇんだろ?
お前はナノが1番なんだろ?」
妃乃「...うん。」



