妃乃「ここにナノがいれば...多分
ニノの事を上手く引き留められる。
もしもニノがいなくなっても
ナノがいれば...慰めてくれる。
もう泣くな。本当にヒノは泣き虫だな。
俺がそばにいるから思いっ切り泣け。
そうやって、優しい言葉をかけてくれる。
私はナノがいなきゃ何にも出来ない。」
本当に自分の事ばかりで情けなくなる。
いつも正しい事を教えてくれた
仁野の悩みを聞き出す事も
いつも私の話を聞いてくれた
仁野の話を聞く事も出来ない。
だから、情けないけど
自分の事ばっかりだけど
私の気持ちを話すしかない。
仁野「もう聞き飽きたっつーの。」
妃乃「でも、ニノがいなければ
私は辛い気持ちの
やり場さえ分からないよ。」
仁野「え?」



