妃乃「じゃあ、どっちもを1番にする!」
仁野「それは1番とは言わねぇんだよ。」
妃乃「言うよ!だって、あんた達は
3人で1番なんだよ!
誰が大切かなんて選べないよ!
だから、ニノ。何で?
何で、ニノはいなくなるの?
何で、学校辞めちゃうの?
ねぇ!何で?教えてよ!」
仁野「本当にお前はアホすぎて
話になんねぇな。もう行くぞ。」
私は1人じゃ仁野を引き留める事さえ
出来ない。ここに那野がいれば
きちんと仁野の話を聞き出せる。
那野がいれば仁野は考え直すかもしれない。
本当に私はズルい。
こんな時に那野に頼ろうとするなんて。
妃乃「ナノがいればいいのにっ!!」
仁野「は?」



