新堂三兄弟のお姫様


喜野「まあまあ、水瀬ちゃん。
ヒノの事はヒノが決める事だから。
僕たちは何も言わない方がいいよ。」

心の中でありがとうって喜野に言った。

喜野はちゃんといつも
私の事を見ていてくれる。
優しい言葉で救ってくれる。

これが那野の言ってた
心地良いって事なのかな?
厳しいながらも正しい事を
教えてくれる仁野がいて
優しい心と言葉で
助けてくれる喜野がいて
大好きな那野がいて
3人のいい所を美味しい所どりする
私はズルいのかな?

香夜「ごめん、香坂さん。」

妃乃「ううん。ありがとう。」

喜野のおかげで水瀬さんとは
和解して、私はカバンから
教科書を取り出す。