大切なもの

「実は、もう入院しても遅いんです。そこで話がありまして…」



先生の話に耳を傾ける。



「あとの1年という残された時間をどのように使うかということです。残された時間は少ないですし、我々は美緒ちゃんの思うように使って欲しいので…。」



もう遅い?どのように使う?



考えはまとまらなかった。



「入院すれば、1年より長く生きれます。ですが、2年は無理でしょう。今まで通りに生活するのなら余命は1年です。」


情報量が多すぎて頭がクラクラしてくる。
これも病気の仕業なのか。