大切なもの

いつも明るい表情の先生は厳しく、考え込んでいるような顔をしていた。



「ここに座って。」



言われたとうりに座る。緊張で手汗がでる。



「お母様、本当に伝えてよろしいのですね?」


お母さんは泣きながらも頷く。



「小松美緒さんあなたの余命はあと1年です。」



頭が真っ白になった。