そこには息を切らして
汗だくになっている野々原君がいた

「なん…で…?」

「だって、美月が泣きそうになってたから」

野々原君

「ごめん、もう、大丈夫だから…」

「大丈夫じゃないだろ?
何があったんだよ」

ごめん