「…そうですね。」 私は、また、ニッコリと笑った。 「今だって、 狭先輩が一緒に買い物に 付き合ってくれているの、 予想外ですし。」 「あっ、それまだ言うん!?」 「ははっ。」 本当に、 皆と居ると、 楽しくて。 ついつい 自分が 女 だって事、 忘れちゃうんだ。 でもね、 いつかは話さなきゃ ダメなんだと思う。 …だから、その日までは… まだ楽しい一時を 過ごしていても… いいですよね…?