愉快な生徒会

「何してるの!?」

慌てだす結花をよそにあたしたちは強く抱き締めた。

「やっぱり…やっぱりダメだよ!」

「結花が一人だけ失うなんて間違ってる!」
「俺には長い髪何てねぇ!!」
「でも、目はある!!」

「「「結花一人にだけこんな思いは絶対させねぇ!!!!」」」

「バカだょ……みんなあたしなんかの為に…」

鳴き始める結花。

「バカじゃねぇよ!!」

「俺等はただ―――『結花が好きなだけだ―っ!!!』