「1ヶ月経ってしまった………。」 結局何も聞き出せないまま夢で見たあの日を迎えてしまった。 俺が車にぶつかればとりあえずゆそのが死ぬことはないし、神界の王が人間界で死ぬなど聞いたこともないから問題ないだろう。 一緒に帰れば何も問題ないな。 それを朝伝えれば良いだろう。 「じゃあ、行ってくるねー」 「あぁ、帰りに連絡するようにな。」 「分かったってば〜」 全くゆそのときたら適当な返事ばかりして…本当に理解できてるのか? まぁとりあえず、これで一安心だ。 あとはゆそのからの連絡を待とう。