まぁでも、これで予知夢に悩まずに、誰も不幸にしたりせずに、周りの人を無理に遠ざける必要もないのか。


独りぼっちの人生もやっと終わるんだ。
来世では幸せになれるといいな。


人間すべてを諦めると恐怖心はなくなるようで、わたしはそっと目をつぶった。













『全く、帰るときは連絡しろといっただろうに。手のかかる神家だ。』