「おい、俺の授業中に江川に連絡してたとはいい度胸してるじゃないか。今日の全休み時間俺の手伝いしろ。」
「はい。すみませんでした。え、休み時間全部って、それは酷くないですか?」
「酷くない。次の授業の準備手伝うだけだ。すぐに終わる。今日実習ないよな、課目室にこい。いいな。逃げるなよ。」
そう言い残して行ってしまった。
「ねぇまなちゃん、なんで私だけなの?酷くない?」
「あー、まぁそうね。でもあの先生ひなのこと気に入ってるみたいだし。どんまいだな」
「そんなキラキラした顔で言われても嬉しくないです。」
「すまん、さっき先生が言ってた罰ってこの休み時間から始まってるんじゃないの?急いで行って来なよ。次の授業の準備しておいてあげるから。」
「あの先生はオニか。とりあえず行ってくるね。ありがとう。」
私は先生が向かったであろう課目室に急いで行く。それを見送るようにまなちゃんが手を振ってくれる。
そうだ大切なことを言いそびれた。
「さっきの放課後にちゃんと教えてね。」
「了解した。」
自分が悪いし、仕方ない。従うしかない。行かなかったら何されるかわかんない。それに比べたらまだマシだ。
私が膨れたような顔をしながら前を向いたこの瞬間本当に一瞬だけどクガくんが私を見いていたような、目があったような気がしたのだ。
今日もクガくんみれた。
ラッキー!
目があったような気がするけど気のせいだよね。たまたまこっち見てただけだと思う。でも嬉しくて心拍数上がってきた。
でも舞奈ちゃんの話ききたかった。本当に気になる。
和樹とは誰なのか。
本当に先生タイミング考えてよ。私が悪いけど先生もタイミング悪すぎだから。
課目室に着くなり先生の手伝いをさせられた。あの教材使うからその棚から取ってくれとか、わざと私が届かないような高い場所にあるものばかり。本当に意地悪。
次の授業の係りに頼めばいいのになんで私なんだ。
舞奈ちゃんはなにもないのに。
「先生、どうしてわたしだけなの?」
「んー?江川は連絡きても返信したとはいってないよな?それに江川はどっかの誰かさんと違って成績もいい。お前も手伝えば少しは成績上がるかもな。」
「確かにそうかもしれない。舞奈ちゃんは勉強もできるし真面目でしっかり者」
「そうだろ。それに比べてお前は、寝てるか起きてても授業に集中してないだろ」
「ゔっっ。ばれてたんだ。でも手伝ったら本当に成績上がるの?それって私が先生から賄賂もらうってことだよね?バレたらやばいじゃん」
「冗談に決まってんだろ。何本気にしてるんだよ。もう授業始まるぞ。はやくしろー。」
「うわ、先生と話してたら時間やばいじゃん」
早く終わらせて戻ろう。それに先生は次も本当に授業なのかな?なんでそんなにゆっくりしてるんだろう。
「先生終わったから私戻るね」
「はいよ。次の休み時間もよろしく」
私は返事をしないで課目室を出た。
本気で言っていたのかあの先生は。意地悪だし酷い。さすがにお昼ぐらいはゆっくりさせてもらえるんだろう。
お昼はたくさん話聞いてもらおうそのあとにあの話を聞こう。
待ちに待った、お昼・・・・・。
「先生意地悪なんだよ。私じゃわからないような教材持ってこいとか。高いところにあるもの持ってきてほしいとか。次授業のことたちに頼めばいいことを私に押し付けてさ、本当に疲れた。」
「そうかそうか。お疲れ様。チョコあげるから元気出しな。」
「ありがとう。舞奈ちゃんが持ってきてくれるチョコはいつも美味しい。私今とても幸せです。それに比べてあの先生は本当に。なんで私だけなの?ってきいたら舞奈ちゃんはいつも真面目に授業受けてるし成績もいいからだって言われた。なんなのもう。手伝い行きたくない」
「日頃の行いってやつか。これから毎日って言われたわけじゃないんだから、今日だけ頑張れ。あとで勉強教えてあげるから。」
「ありがとう。本当に舞奈ちゃんはお姉さんみたい。これからもお世話になります。」
ついに放課後の時間がやってきた。
「はい。すみませんでした。え、休み時間全部って、それは酷くないですか?」
「酷くない。次の授業の準備手伝うだけだ。すぐに終わる。今日実習ないよな、課目室にこい。いいな。逃げるなよ。」
そう言い残して行ってしまった。
「ねぇまなちゃん、なんで私だけなの?酷くない?」
「あー、まぁそうね。でもあの先生ひなのこと気に入ってるみたいだし。どんまいだな」
「そんなキラキラした顔で言われても嬉しくないです。」
「すまん、さっき先生が言ってた罰ってこの休み時間から始まってるんじゃないの?急いで行って来なよ。次の授業の準備しておいてあげるから。」
「あの先生はオニか。とりあえず行ってくるね。ありがとう。」
私は先生が向かったであろう課目室に急いで行く。それを見送るようにまなちゃんが手を振ってくれる。
そうだ大切なことを言いそびれた。
「さっきの放課後にちゃんと教えてね。」
「了解した。」
自分が悪いし、仕方ない。従うしかない。行かなかったら何されるかわかんない。それに比べたらまだマシだ。
私が膨れたような顔をしながら前を向いたこの瞬間本当に一瞬だけどクガくんが私を見いていたような、目があったような気がしたのだ。
今日もクガくんみれた。
ラッキー!
目があったような気がするけど気のせいだよね。たまたまこっち見てただけだと思う。でも嬉しくて心拍数上がってきた。
でも舞奈ちゃんの話ききたかった。本当に気になる。
和樹とは誰なのか。
本当に先生タイミング考えてよ。私が悪いけど先生もタイミング悪すぎだから。
課目室に着くなり先生の手伝いをさせられた。あの教材使うからその棚から取ってくれとか、わざと私が届かないような高い場所にあるものばかり。本当に意地悪。
次の授業の係りに頼めばいいのになんで私なんだ。
舞奈ちゃんはなにもないのに。
「先生、どうしてわたしだけなの?」
「んー?江川は連絡きても返信したとはいってないよな?それに江川はどっかの誰かさんと違って成績もいい。お前も手伝えば少しは成績上がるかもな。」
「確かにそうかもしれない。舞奈ちゃんは勉強もできるし真面目でしっかり者」
「そうだろ。それに比べてお前は、寝てるか起きてても授業に集中してないだろ」
「ゔっっ。ばれてたんだ。でも手伝ったら本当に成績上がるの?それって私が先生から賄賂もらうってことだよね?バレたらやばいじゃん」
「冗談に決まってんだろ。何本気にしてるんだよ。もう授業始まるぞ。はやくしろー。」
「うわ、先生と話してたら時間やばいじゃん」
早く終わらせて戻ろう。それに先生は次も本当に授業なのかな?なんでそんなにゆっくりしてるんだろう。
「先生終わったから私戻るね」
「はいよ。次の休み時間もよろしく」
私は返事をしないで課目室を出た。
本気で言っていたのかあの先生は。意地悪だし酷い。さすがにお昼ぐらいはゆっくりさせてもらえるんだろう。
お昼はたくさん話聞いてもらおうそのあとにあの話を聞こう。
待ちに待った、お昼・・・・・。
「先生意地悪なんだよ。私じゃわからないような教材持ってこいとか。高いところにあるもの持ってきてほしいとか。次授業のことたちに頼めばいいことを私に押し付けてさ、本当に疲れた。」
「そうかそうか。お疲れ様。チョコあげるから元気出しな。」
「ありがとう。舞奈ちゃんが持ってきてくれるチョコはいつも美味しい。私今とても幸せです。それに比べてあの先生は本当に。なんで私だけなの?ってきいたら舞奈ちゃんはいつも真面目に授業受けてるし成績もいいからだって言われた。なんなのもう。手伝い行きたくない」
「日頃の行いってやつか。これから毎日って言われたわけじゃないんだから、今日だけ頑張れ。あとで勉強教えてあげるから。」
「ありがとう。本当に舞奈ちゃんはお姉さんみたい。これからもお世話になります。」
ついに放課後の時間がやってきた。
