気がつくと向かいの席で舞奈ちゃんが携帯をいじっていた。昨日のことまだ教えてないけど時間あるときに言おう。
舞奈ちゃんの方が私より顔広いしもしかしたら知ってるかもしれない。
その機を伺って。
緋凪乃【昨日例の人と話した】
まな【例とは誰のことだ】
なにをとぼけているんだ。私は和樹のことしか話した覚えないぞ。あ、いや待ってクガくんのことも話した気がする。
まな【くがくんのこと?】
緋凪乃【そっちじゃない。違う方。紅高通ってるんだって。それも物農林科。あまりにも身近すぎてビビった】
まな【まじかよ。クラスも近いのか。そりゃどこかで話してるかもしれないし、すれ違ってるかもな】
正論だ。正論すぎて怖い。それに3年生になったら合同授業もあるじゃないか。
緋凪乃【そこで問題が発生しました。】
まな【はい。 すでに問題発生してますがまだあるようですね。緋奈乃さん何なりとお話しください。】
緋凪乃【私は彼の名前と学校クラスまで知ったにも関わらず嘘をつきました。私は紅高の生徒ではなく光陽高校の生徒だと。座学が大っ嫌いな私が座学しかない学校に通っていると嘘をつきました。まなちゃん助けてください。おねがいします。そしてどうかその人と私が鉢合わせしないように助けて欲しいのです。この通りどうかお願いします。】
まな【馬鹿なのか。馬鹿だよな。ひなは本当にばかだな。バカひな。で、その人の名前はなんていうの?】
緋凪乃【馬鹿馬鹿言わないで。。。。『かずき』苗字まではわからない。】
まな【かずきってあのかずきか?和樹?】
緋凪乃【漢字は確かにそう記してたけどどのかずきなの?】
まな【今授業中だから休み時間話そう。】
緋凪乃【勿体ぶらないで教えてよ。】
まなちゃんの意地悪。返事こないし私も授業真面目に受けよう。
でも誰なんだろう。
気になる。
すごく気になる。
結局授業に全然集中できないまま終わってしまった。
いくら考えても答えは出でこなかったのだ。
私が知ってる農林科って中学生の時同じだった数人しかいない。
「まなちゃん授業中連絡したことだけどだれなの?」
ツンツン、誰かに方を突かれて振り向くとそこにいたのは…!?
舞奈ちゃんの方が私より顔広いしもしかしたら知ってるかもしれない。
その機を伺って。
緋凪乃【昨日例の人と話した】
まな【例とは誰のことだ】
なにをとぼけているんだ。私は和樹のことしか話した覚えないぞ。あ、いや待ってクガくんのことも話した気がする。
まな【くがくんのこと?】
緋凪乃【そっちじゃない。違う方。紅高通ってるんだって。それも物農林科。あまりにも身近すぎてビビった】
まな【まじかよ。クラスも近いのか。そりゃどこかで話してるかもしれないし、すれ違ってるかもな】
正論だ。正論すぎて怖い。それに3年生になったら合同授業もあるじゃないか。
緋凪乃【そこで問題が発生しました。】
まな【はい。 すでに問題発生してますがまだあるようですね。緋奈乃さん何なりとお話しください。】
緋凪乃【私は彼の名前と学校クラスまで知ったにも関わらず嘘をつきました。私は紅高の生徒ではなく光陽高校の生徒だと。座学が大っ嫌いな私が座学しかない学校に通っていると嘘をつきました。まなちゃん助けてください。おねがいします。そしてどうかその人と私が鉢合わせしないように助けて欲しいのです。この通りどうかお願いします。】
まな【馬鹿なのか。馬鹿だよな。ひなは本当にばかだな。バカひな。で、その人の名前はなんていうの?】
緋凪乃【馬鹿馬鹿言わないで。。。。『かずき』苗字まではわからない。】
まな【かずきってあのかずきか?和樹?】
緋凪乃【漢字は確かにそう記してたけどどのかずきなの?】
まな【今授業中だから休み時間話そう。】
緋凪乃【勿体ぶらないで教えてよ。】
まなちゃんの意地悪。返事こないし私も授業真面目に受けよう。
でも誰なんだろう。
気になる。
すごく気になる。
結局授業に全然集中できないまま終わってしまった。
いくら考えても答えは出でこなかったのだ。
私が知ってる農林科って中学生の時同じだった数人しかいない。
「まなちゃん授業中連絡したことだけどだれなの?」
ツンツン、誰かに方を突かれて振り向くとそこにいたのは…!?
