†戦慄の交響曲†

次々と木の影から、麗夜たちが出てくる。




「でっけ~」



海斗が剣を鞘から抜きながら言う。




私は、悠里の手を取り走った。



「沙羅?それにあの人は・・・?」



悠里は私の手をきつく。握る




「土御門秋冷。ヨロシクな?癒しの姫君」



秋冷が悠里の横に来た。




「え!?お見合い相手の?」


悠里は驚きつつ秋冷を見た。



「そうだな」



秋冷も悠里を見て言う。




私は、悠里の手を離して秋冷に言った。


「秋冷。悠里の事頼めるよね?」



秋冷は頷く。



「沙羅!!危ない!!」



芽衣さんが叫んだ。



私の影が大きな影に消された。



白蛇が・・・後ろに居た。



《沙羅sode終了》